2020年7月に読んだ本 17冊

7月の本は17冊でした。ちょっと手に取る本の流れが変わってきたかな?こうして派生していくと広がって面白いですね。
7月は6月ほど読書に没頭したわけではありませんでしたが、ぼちぼち読めたかな?と思っています。

母なるガンディー 山折哲雄著

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「父なる」じゃないんですよ。「母なる」です。あれ?と思いませんか?
ガンディーは、娘に対して母として接した。という逸話と、ガンディは母や女性に存在する男性とは違う感覚や思いを強く感じていた、ということからつけられた題名のような気がしました。

先月読んだマーティンルーサーキングJrの本でも、必ず出てくるのはガンディーのこと。そういえば、意外と知らないのかも?と、改めて読んでみたガンディーについて一冊目でした。

ガンディーからの問い 中島岳志

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ガンディーについて2冊目です。こちらは、大阪外語大のヒンディ語科卒の方の本でした。ガンディーの独自性というか、得意性について作者なりの意見が述べられており、とても興味深く読みました。

どちらの本でも書かれていたことに、ガンディーは家族にとっては好ましい父親でも夫でもなかった。という説がありました。そして、性欲に悩まされ、性欲を断つことに苦労したらしい、ということも。

性欲だけでなく、あらゆる煩悩から解き放たれた聖者のようなイメージを抱いていました、それはあくまでも私が勝手に抱いていたイメージで、ガンディーもやはり人間だったんだ、と思いました。

どちらの本でも思ったのですが、勝手に断食することが社会を変えるほどの影響力を及ぼすことが出来た、のは、今の社会を考えるとおよそ考えられないような気がしました。「自己責任だから勝手に餓死すれば」と言われそうな世相な気がします。それとも、ガンディーなら現在の新自由主義がはびこる世界でも、断食と非暴力により世界を変えられるのでしょうか?

香港の様子、日本の様子、欧米、南米、アフリカ、中東の様子を考えると、とてもそう思えないのは、私だけなのでしょうか?

自然を楽しんで稼ぐ 小さな農業 マルクス・ボクナー著

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先月読んだ、ヴァンダナ・シヴァさんの本を探した時に行ってみた図書館の農業コーナー。今までほとんど行ったことなかったのですが、そこで目に留まり借りてみた本です。

ひそかに半自給自足を真剣にやってみたい私。食料の本を読めば読むほど、自分の食べるものは自分で責任を持つべきだ、という思いが強くなってます。

ドイツにおいて、昔ながらの農業のやり方で、家族で生活されている方の本です。とても楽しそうに生活していらっしゃる様子が感じられ、いいなぁ、と思いました。

世界中が抱える農業や食、自然環境の問題についても、分かりやすくカレの言葉で書いてあり文章も面白く、一気に読んでしまいました。

写真もふんだんに使われていて、家庭でできる農業のアドバイスもあり、なによりも現在自分が置かれている状況、世界が置かれている状況が分かります。テレビを始めとするメディアは、どこも利権がらみで本当のことは伝えてない気がします。手遅れになる前に読むべき本だと思いました。

緑の革命とその暴力 ヴァンダナ・シヴァ著

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これは全部読めてないんですよ~なので、忘れないために載せておきます。
前回のシヴァさんの本にも出て来た「緑の革命」について書かれた本。読めば読むほど世界中に広がるグローバル企業のエゴに腹立たしくなります。

8月以降再チャレンジします。

遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実 スティーヴン・M・ドルーカー著

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これも途中ですみません。あまりに分厚くて、まだ全部読めてません。

遺伝子組み換えの表示を無くすという恐ろしい方向へ進みつつある日本。トップに君臨する人達は、日本を滅ぼしたいのではないか?としか思えない昨今。

途中まで読んだだけでも、遺伝子組み換えの恐ろしさが感じられます。食べてすぐお腹壊すのように症状がすぐに出たら分かりやすいのですが、ジワジワとDNAや細胞がおかしくなっていくようなそんな作用は、気が付いた時はすでに手遅れ。

神の領域には人間は踏み込むべきではない、と私は思います。

フライドチキンの呪い 船瀬俊介著

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タイトルがすごいなぁ、とつい手に取った本です。

もともと揚げ物はあまり食べないのですが、唐揚げ、てんぷらを始めとする揚げ物を食べる頻度をぐっと減らそう、と思わされた本でした。

食に関しても、利権が多く絡んでいるため、何が真実なのか分からないのが現状だと感じています。こういった本も、単なる煽り、という意見もあり、いや、真実だ、という意見もあり、何が何だか分かりません。

けれど、自分がこうだろう、と信じるものだけを信じて生きて行けば、後悔も少ないと思います。自分の心と身体の声を大事にしていこう、と思いました。

紅茶セラピー 斉藤由美著

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私、紅茶が大好きなんです。毎日2,3杯飲んでます。

なぜ紅茶ばかり飲むかというと、好きなのもありますが、身体の中から温めてくれる飲み物だからです。ウーロン茶などの発酵系のお茶は大体そうですが、ウーロン茶よりも紅茶の香りの方が好き。

紅茶による効能や効果がいっぱい書いてあるのですが、納得することばかり。私は子供のころからインフルエンザに罹った記憶がないのですが、それも紅茶のおかげかもしれません。体温を上げ、免疫力を高めてくれる効果があるそうで、「これだ!」と思いました。

他にも、癒しの効果や脂肪燃焼効果、抗酸化作用と女性に嬉しい効果がいっぱい!コーヒー党のあなたも、半分は紅茶になさったらいかがでしょうか??

つながりを取り戻す時代へ 枝廣淳子 艦訳

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「自然を楽しんで稼ぐ 小さな農業」に通じるものがあったこちらの本。

違ったのは、食にフォーカスしたものでなく、ファッションから女性論、もちろん経済のことまで、持続可能な社会を目指すために、さまざまな専門家の方々の意見が掲載されていたというところでした。

幸福の経済学 では、モノを所有すること=幸せではないことを。
流行という横暴なるもの では、ファッションが引き起こす心の病、人、環境、文化へ及ぼす悪影響を。
精神性を取り戻す では、あやまった文明人という概念について、を。

ほんの一部しか書いてませんが、食と農、自然、科学、社会、経済、精神性にわたって詳しく解説してあり、とても分かりやすい内容ばかりでした。

中でも私が一番衝撃を受けたのは、ファッションのこと。

私が学生のころは、バブルが弾けるくらいの時で、まさに消費社会の真っ只中。その頃はネットなんて今ほど普及してませんから、情報はほとんど雑誌からでした。流行遅れにならないためにも、anan,vivi,cancam more などの女性誌を読むのが必須。みたいな時代でした。

35歳近くになって、雑誌と言うものがどういうものが分かって来たので、読まなくなりました。けれど、若いころって全く気が付いてませんでした。

流行も、ファッションも、ぜーんぶ作られていたということを。

この本でもそのことに言及していて、
私たちのファストファッションは、誰によってどれくらいの賃金で作られているのか?
そして、それがどれほど無駄に消費され捨てられているのか?
ものを売るために、流行というものはどのように作られるのか?
庶民はどう洗脳されて行くのか?
など詳しく書かれていました。

今回の新婦人しんぶんの一面も衣料品ロスについてです。安価な衣料品を大量に作り、その25%が新品のまま廃棄されています。リサイクルも逆に費用と手間がかかるため、あまりされていないのも現状。このことにより、3つの大きな問題が生じています。

1、資源の枯渇を招く
2、現在ではバングラディシュ、ベトナムなどの地域の女性が、低賃金で劣悪な状況下で働かされている
3、増え続ける廃棄物

安価な洋服を大量に買い、すぐ断捨離と言って捨てるのではなく、大事に着る。丁寧に作っている零細企業をつぶさないためにも、後世に残すためにも、そういう会社の作っているものを購入し応援し、そして大事に着る。

ついついファストファッションを買ってしまってましたが、ちょっと洋服を買う、着る、捨てるについて見直そうと思いました。

また、メディアによる洗脳については、こちらについても強く感じました。

ウェスト58センチ。
体重は48キロ
それが、理想の女性の体形でした。そう、雑誌やメディアではさかんに言われていました。うら若い少女たちは、それを鵜呑みにしそうでなければ社会からはみ出してしまう、と必死にダイエットに励み、健康を損ねていきました。

一体、何だったんでしょうか?

これは、今も同様です。一体何なんでしょうか?

日本は周りから目立ったりズレていると叩かれる素地のある国です。そういう民族性もこれに加担し、さらに助長している気がします。

個が尊重される社会になるためには、私の意識から変えていく事、それがまず大切なことである、と改めて痛感しました。

ブッダの娘たちへ 天野和公著

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ミャンマーに修行に行かれた日本人女性の方の体験も踏まえた本。お世話になっているお寺さんからお借りしました。

最近仏教関連の本を多く読んでいますが、いろんな宗教の中で一番しっくりくるなぁ、と思います。思いやりや他を慈しむ気持ち、大事にしたいものです。

どう生きて行けば、自分は楽なのか?
そのためには、どういう心でいることが良いのか?

ママであり、職業人であり、妻である著者の日常生活に起こった事象を例に、書いてあるだけに、自分にも置き換えて考えられる数々のこと。思わず何度も涙しました。

どの言葉も温かく、何度も涙しました。自分の手元に置いておいて、何度も読みたい本です。

アジア文字入門 

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

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学生時代AA研と私たちが読んでいたこちらの研究所からの本。私の担当教授のお名前も目にし、テンションアップ!こちらもお寺さんでお借りしました。

以前にも多分読んだことがある本です。語学オタクの中でも文字オタクな私には、ワクワクしっぱなしの一冊。
まずは、文字から見たアジアに始まり、インド系文字。

伝播図から、一つずつの文字(言語)の特徴。

そして、アラビア文字、漢字と漢字系文字、ラテン文字、キリル文字と進みます。

無くなってしまった契丹文字、女真文字、西夏文字。今も生きる象形文字のトンパ文字。今も残る不思議な文字。

「あ~そういう派生をたどって行ったのね!」と納得する文字の流れ。まさに文字のシルクロードのような、変遷の歴史。それぞれの文法の特徴から、言語同士共通する文字の特徴など、オタクにはたまらない内容でした(笑)

これは買わなくては!!

ジャータカ絵本 諸橋精光著

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こちらもお寺さんでお借りしました。図書館みたいに蔵書がいっぱい!で、貸していただけるなんて、ホントありがたい限りです。

ジャータカとは、「昔、○○に生まれた時のこと」と言う意味で、仏教では、お釈迦様の前世の物語のことだそうです。

547話ものパーリ語で書かれた物語があり、イソップ物語、アラビアンナイト、グリム童話、日本の今昔物語にも影響を与えたそうです。

ジャータカの物語は、お釈迦様を尊敬する気持ちと、インド古来の輪廻と言う考え方が結びついて生まれたもの。あとがきより

生きている時の行いの善い悪いによって、死後はそれにふさわしい生まれ変わりをする、という考えに基づいて書かれているため、内容も慈悲に溢れた優しい行いに生きる話が多いようです。大人でも十分考えさせられる良い本だと思いました。

私に子供がいたら読んであげたい本です。

心に怒りの火をつけない アルボムッレ・スマナサーラ著

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ずっと読んでいるスマナサーラ長老の本。とにかく100冊以上の著書がおありなので、コンプリートするのはいつのことやら?

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もう一つの島国・スリランカ 樋口まち子著

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最近妙に心惹かれるスリランカ。

図書館の書棚の間を歩いていて、何となく目についたのはこちらの本。呼ばれたのかなぁ?

海外青年協力隊でスリランカを訪れ、その後の人生が大きく変わったという現在(執筆時)は、静岡の大学の教授をされている女性の著書です。

協力隊としてどのような日々を送ったのか、どんなことを考え、悩み、行動していったのか?当時のスリランカの人々の暮らしは?政治は?経済は?など、とても興味深く読みました。

協力隊には興味がありつつも、必要とされる特技がないからなぁ、と早30年。さらに敷居は高くなってしまってます。そう思いつつも憧れてしまう協力隊です。

逆境に立ち向かう 

アルボムッレ・スマナサーラ法話集

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またまたスマナサーラ長老の著書です。

これもまた読みやすく、生きやすくなる本です。

幸せに生きるには?そもそも本当の幸せって?人間が古今東西悩み続けて来たことに対する一つの答えにつながるものがあります。

一人一人考えや価値観は違いますが、何千年も前から人は結局同じことを悩み苦しんでいるんだな、と思うと、結局その本質は一つなのかな?そんな気もしますし、それを感じるだけでも出来たら良いな、と思ってます。

団地と移民 安田浩一著

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新聞の書籍コーナーの本で見つけて、借りてみた本です。

団地は今では移民の方が多く暮らすところになっている。というのは、世界的な流れのようで、またそこに対する排斥の動きも同様とのこと。

団地という存在から、移民のこと、日本や世界の社会のことが書いてあります。文体も重くなく、面白く読めました。

団地妻っていうキーワードはここから来たのか!と、知りました(笑)

日常生活の中の瞑想 アムボムッレ・スマナサーラ長老著

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瞑想!?とちょっと引いてしまう方には引いてしまいそうなタイトルですが、女性のつどいで語られた内容が書いてあり、女性が悩まず心穏やかに暮らすにはどういう心持ちでいれば良いのか?など、自分の日常生活にでも簡単に活用できるようなことが書いてありました。

またとても薄い小冊子なので、手軽に読めました。何度も読み返したいですね。

こちらは一般販売されてない本です。ご注意くださいね。

慢との付き合い方 アムボムッレ・スマナサーラ長老著

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上記同様の小冊子です。

慢って難しいんですよ。高慢、卑下慢、同等慢の3つがある慢。これを無くすのはおろか、減らすのすらとっても難しい。

薄い本なのに、一度読んだだけではちょっと理解できなかった私。再読予定です。

食事を正せば、病気不調知らずのからだになれる 秋山龍三著

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食養の本です。

身体は、食べたもので出来ている。

と思っているので、とても興味深く読みました。

もともとマクロビオティックや玄米採食の考えは好きですし、しっくり来てますから、こちらの本もとてもしっくりきました。

ついつい乱れがちな食生活。この本を読んで、「これじゃあいかん!」と思わされました。またベジ生活に戻って行こうかなぁ・・・

ということで、7月に読んだ本でした。仕事のための専門書を入れると、22冊ですが、まぁ、それは除外ということで。

8月はどうかなぁ?ぼちぼち読んで行きたいと思います。

夏休みというと、岩波文庫の夏のキャンペーンを思い出します。今もやってるのかな?

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