高齢猫ちゃお17歳の闘病記4猫の甲状腺亢進症が見つかったら?

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病院へ行った翌日

お水を少し飲んだ。
レタスのはっぱをほんのちょっとかじった。
夜は、流動食のパウチを親指の先くらい食べてくれた。
粉薬を溶かした液体を、のどに流し込んだ。初めて投薬出来た。

今までは、朝私が起きると、ベッドにしている椅子からトンっと降りる音がして
ちょこちょこリビングにやって来る。

ラグマットの上にゴロンと横になって
伸びをして、「ブラッシングして」と
私を見つめる。

こんな行動もなくなった。
私の部屋の寝床の椅子の上で丸くなって寝ているだけ。

お水も飲んでいない。トイレも行っていない。パウチも食べていない。

食べないかもしれないけど、パウチを取り換え
粉薬を混ぜる。

甲状腺の働きを下げてくれるという薬。
ただ、これが効くと、今は問題ない腎臓に問題が出るかもしれない。
だから、すごく少量からやってみましょう。
と先生の言葉。

けど、全然食べてくれないから、
投薬も出来ない。

スポイトで喉の奥に注入するようにって
注射器ももらったけど、
水も飲んでない状態で
そんな薬をやって負担にならないのだろうか?

いろいろ考えて、涙が止まらない。

ふと、
「ちゃおは賢い。自分で自分の人生をどうするか、もう決めているのではないか?延命して欲しいのは、私たちのエゴではないか?

自然の摂理に従って、高齢が故の病気で亡くなるなら
それが運命なのではないのか?

死に方を選ばせてあげるのが尊厳死ではないのか?」

そう思えて来た。

そうだ、彼女は自分で自分の人生を閉じようとしている。
そこには、後悔も恨みも遠慮もきっと何もない。そうなのではないのだろうか?

今日は北側で暗い夫の部屋でずっと寝ているだけ。
いつもならなでると怒って猫パンチが来るのに、
ふわっと私の手を腕で押さえただけだった。

そこまで体力が落ちているのだろうか?
悲しい。切ない。

一緒に過ごした17年。これからもずっと一緒だと思っていた。
永遠はないって知りながらも、ずっと一緒だと思っていた。

けれど、間もなくいなくなってしまうだろうという
現実に直面し、想像もつかない程動揺している。

今まで何匹もペットの死と向き合ってきた。だから、乗り越えられると
思っていた。

でも、ここまで長く、そして濃く一緒に過ごしたペットは今までいなかった。今までとは違う。

辛そうなちゃおを見ているだけで、涙が止まらない。
どうしていいのか、どうしてあげるのがいいのか、
私に何が出来るのか、何が彼女にとってベストなのか
全く分からない。

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お願いだから、また元気になって「にゃあ」って鳴いて欲しい。
私の膝の上に乗ってきて欲しい。
朝起きたら、一緒に起きてきて欲しい。

トイレ掃除するのが嫌なくらいトイレを汚して欲しい。
空っぽの餌のお皿にして欲しい。

何もしなくてもいい。ただいてくれるだけで良い。
それでも、天からの帰って来いよ、の声に従うしかないのか。

彼女の今生での役目は終わりつつあるということだと考えると、
私と夫をつないでくれた、それが彼女の役目だったんだと思う。


子供のいない私たちの間に入ってくれて、
いろんなトラブルや喧嘩の仲裁に入ってくれた。
ちゃおがいたから乗り越えられた。
ちゃおがいたから暮らしてこられた。

「もう私がいなくても大丈夫ね」
そう思ったんだろうか?

それとも
「もっと一緒にいたいけど、もう身体が持たないの。限界なの。」
と思っているんだろうか?

今ほど言葉が通じたら良いのに、と思うことはない。

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