黄昏の絶景旅 速水郡日出町のSakura Beach Gardenへ

日常からの脱出

リズムカラーイエローグリーンの日を狙って、去年から行こう行こうと思っていたSakura Beach Garden (さくらビーチガーデン=略してSBG)さんへ行ってきました。イエローグリーンやブルーグリーンのリズムカラーの時は、自分を労わりエネルギーを蓄えたり、自分磨きをするのに最適な時ですから、これ以上のタイミングはないよね!と予約しました。

転勤かもしれない辞令が間近なこともあり、やりたいこと、やらないといけないこと、どうしたらいいか迷うこと、で頭の中はしばしパニックになってまして、いったんリセットする機会があるといいな~と思っていた時にやってきた予約の日!

「確定申告あ~まだ途中だし、、」と焦るものの、「いいや、日常から脱出して、心と頭の洗濯?リフレッシュ?するんだ!とにかく行くぞ!」と、一路日出へとアクセルを踏んだのでした。

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チェックインは15時から。

ナビで近くまで行ったんですが、「ホントにここで大丈夫??」な細い道で、いったん引き返し、日出駅付近まで迎えに来てくださっていたオーナーさんと合流。結局、連れて行ってもらいました。

思わず息をのむ夕焼けの美しさ

海岸へ降りる坂の上に立った瞬間に出た一言。

わーーーーー!!!キレイ!!

眼下に広がるのは、水面にキラキラと反射する早春の太陽の柔らかい日差し、そして、海の向こうにミニチュアのように見えるのは、別府の町並み。通り沿いの枝垂れ梅は濃いピンクと淡いピンクの2色を色を競うかのように咲き乱れ、甘い香りが漂っています。

建物の目の前には、プライベートビーチが広がり、この美しい景色を独り占め。ゆっくりと落ちていく夕陽が少しずつ海面に溶けて行き、山吹色から蜜柑色へ。と同時に、夜の帳が落ちていきました。

思うわず息をのむ美しさ。私はただ佇んで、その色と時の移り変わりに囚われるがままでした。

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果樹園と原木シイタケと

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「金柑の木やカボスの木もあるんですよ。ちょっと行ってみましょうか?」

と、宿主さんが連れて行ってくださった金柑の木にはたわわに実る金色の果実が!

「千切って食べてみてください。甘いですよ~」とのお言葉に、ブチっと千切ってかじってみると、じわ~と染み出す金柑のあの甘味。

「取らないと落ちちゃいますからね。取っていきましょう。お部屋で食べてください。」と、急遽金柑狩りが始まり、「カボスももう終わりですけど、良かったらお土産にどうぞ。」と。最後の3つをいただきました。

「このシイタケはボクがやったんですよ。ほら、大きいのがあるでしょ?取っていきましょう」と、シイタケ狩りまで!

シイタケや果実は、その時のタイミングが合ったときだけの限定だそうですので、私ってラッキー!

こんなに肉厚の原木シイタケをいただいちゃいました。この子達は、しっかり夜ごはんにいただきました。

リゾート気分満喫!

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いざお部屋に案内していただくと、迎えてくれたのはウェルカムボード。

一人旅なので、余計に嬉しくなりました。

海を望む位置に置いてある椅子には、夕陽が差し込んできています。

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お湯張り中

もちろん、お風呂も雪見風呂ならぬ夕陽見風呂。

夜は夜で別府の街の夜景が見られるそうで、素敵~~と気分は一層盛り上がります。

隠れ家とはまさにSBGさんのためにある言葉かも?

世に隠れ家と言われるようなホテルやカフェ、レストランはあまたありますが、SBGほど穴場的な隠れ家はそうそうない気がします。大体、大分県自体が地味。しかも湯布院、別府でもない日出(ひじ)。一人で泊まるにはあまりにもったいないくらい素敵なところでした。

猫がもう少し元気になり、夫婦で家を空けられるようになったら、ぜひ夫婦で行きたいと思いましたし、楽器のお友達との合宿も楽しそう!とか想像は膨らむのでした。

sakurabeachgarden
お部屋の様子です。真ん中にあるのはハンモック。ユラユラしながらのお昼寝もパラダイス気分
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ベッドルームです。かわいいですよね。他に和室もありました。
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春には桜が満開になるそうですよ~

編集後記

今回は、仕事道具は一切持ってこない!とにかくゆっくり本を読もう!と思っていました。

なので、何も考えないで済むエンターテイメント小説を!と、養老孟司さんの本で面白かったと書いてあったシャンタラムと、ふと図書館の本棚で目に留まったアイヌ語の贈り物を持って行きました。北海道に住んでいた時に、アイヌ語を少し勉強したりアイヌ刺繍や木彫りを習ったりしたこともあったので、つい今でもふとアイヌ関連のものを手に取ることがあります。

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夕陽と潮風を受けながらの読書

「アイヌ語の贈り物」ではアイヌの世界観が広がっていて、それが今の私の心を打ちました。

この世界には人間だけが生きているのではなく、人間と同じようにカムイ(自然界のの存在)もまた、生き、語り、歌い、活動しています。あたかも自分たち人間と同じように。雨も、風も、大地も,花も、それぞれが生きていて、立ったり、座ったり、休んだりしています。

カムイは人間のように生きていて、いつも身近にいる親しい存在です。

アイヌ語の贈り物  野上ふさ子 新泉社
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以前関東であったアイヌ展で着せてもらった時の写真

この世界では、山も川も海も、森も木々も大地も、そしてすべての生きとし生けるものにも魂があり、それらはアイヌの世界ではカムイやカムイ・ウタリ(カムイの仲間たち)と呼ばれ大切にされています。

インドのボンベイのスラムを舞台としたシャンタラムでも同様に、どんなに悲惨で貧しくとも人と人とが思いやりを持って生きている姿がありました。

ここは一度立ち止まるべき時では?私にとって本当に大切なもの、大切にするべきものはなんだろうか?

今回、美しい自然を五感で体感させてもらえる環境下で、静かに考えることが出来る時間を持つことが出来ました。

私にとってのSBGさんでの時間とは、あるべくしてやってきたそういう時だったんだろうな、と感じました。

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あ、家ではなかなか進まなかったパーリ語の宿題も持ってきてやりました!

環境変わるとサクサク進むのは不思議~。まだプリント1枚分ありますけど、やっと単文の格になれてきました。

良い時間を過ごすことが出来、明日から毎日の生活をまた頑張れそうです!SBGさん、そして猫の世話のために家にいてくれた夫に感謝です♡

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