色彩心理学とは?
色彩心理学という学問として考えられるようになったのは、割と最近のことのようです。20世紀初頭には、光と色を活用した治療法で、デンマークの医師がノーベル賞を受賞し、その後、アメリカの色彩学者の方が「色彩心理学とカラーセラピー」を発表し、これが、現在のカラーセラピーの基礎と言われています。色が心に及ぼす影響を心理学という学問として系統立てていった歴史があります。
また、遥か古代から、色が人に与える影響は有ると、考えられてきました。
古代の神性を表すものは、色ともに存在してきました。
プラトン、アリストテレス、ユークリッドも色彩や光について記していますし、ゲーテは「色には秘められた言葉がある」と、色が及ぼす心理的精神的意味を説いています。
また、インドでもチャクラという概念があります。チャクラにはそれぞれ7色の光のエネルギーが流れいて、それを意識することで、健康で幸せな生活を送ることが出来る、と考えられてきました。
そして現代でも、例えば、黄色い財布を持つと金運に恵まれるとか、緑に囲まれると癒やされる効果があるとか、聞いたことありませんか?
海外でも「アメリカでは、凶暴な囚人を大人しくするために、刑務所の壁をピンクに塗り替えた。」. 「ロンドンでは、自殺者を減らすために、黒い橋を明るい緑色に塗り替えたら、自殺者が三分の一に減った」なんて逸話もあるようです。
カラーセラピーなんて言葉も一般に知られていますが、心理学として考えれば、一種の投影法と言えるのではないでしょうか。
色で人生は変わるのでしょうか?
いずれにしても、日々の生活で「色」は何かしらの影響を与えるものではあるようです。
そんな「色」を積極的に取り入れる事で、より良い効果を期待してみること。
「色」がもたらしてくれる不思議な力が、人間の思考や心理に無意識に働きかけるのでは?
いや、影響力あるでしょ?というのが、色彩心理学のようです。
女性は特に「色」を取り入れるだけで、「運気が上がる」「モテるようになる」なんて言われます。
女性と男性では、見えてる世界が違います。女性の脳は男性の脳よりも、微妙な色の違いを認識出来ますが、男性は女性よりもモノトーンよりの世界で生きています。
色を身に付けることで、女性脳はワクワクし、そこから幸せホルモン分泌に繋がるそうです。色を上手に使うだけで、今よりもハッピーにワクワク出来るなら、活用しない手はない!そう思いませんか?