今生きているということ
大好きなお友達がなくなったことを今朝知りました。知った瞬間、彼女との出会いから彼女と過ごした短い時間が、彼女の笑顔とともに頭の中を駆け巡りました。いつも前向きで明るくみんなから愛される素敵な女性でした。
今でも亡くなったことは信じられなく、またふっと出会えるのではないか?と思えて仕方ありません。
癌が見つかり、大きな手術。回復していくかと思いきや再発が見つかりまた手術。今度こそ、と思っていたところの訃報でした。
昨年からの飼い猫ちゃおの命のこと、そして今回のこと、また父に大きな病気が見つかったという知らせも届きました。私自身も体調不良が重なっています。数年前、健康であること、動けること、食べたり飲んだり出来ること、人と会ったり、旅行に行ったり出来ることはすべて当たり前のことでした。
けれど、年を重ねるごとにその当たり前だと思ってきたことが当たり前のことではなかったと知らされる事実が、次々と目の前に現れるようになってきました。
彼女が若くして命の炎を消さないといけなかったのに、私はまだ生きていられる。どうして?なぜ?の答えなんてないのかもしれません。こういう私も、次の瞬間にはいないかもしれませんから。そう考えると、今ここに命があるということは奇跡的なことであり、それだけで十分ありがたいことなんだ、と感じます。
時間とはまさに命を削っている瞬間。身体も衰えていくもの。だからこそ当たり前ではなく、大切にしたい、しなくては、と改めてそう思いました。
彼女の笑顔や声は、私の中で私の命ある限り生き続けます。
あなたと出会えて本当に良かった。どうもありがとう。