薬草&野草教室の調理実習へ

去年から学んでいる薬草と野草を料理に活かす知識を増やしたい!と思って参加してきました。

夏の野草&薬草たち

春は野草や薬草がたくさん芽吹く時期で、種類も豊富です。夏になると草花の勢いはそれはもうすごいことになるので、この時期のものはあまり食べるに適さないと本で読んだような気がしていました。

けれど、夏が旬の野草や薬草もあることはあるので、どんなものをどうやって食べるんだろう?とずっと思っていたんですよね。

大体暑いので、草花を摘みに行くのも大変。いろいろ迷って摘むよりも、ピンポイントでこれを積みに行くぞ!と目星を付けていかないと、暑さでぐったりしちゃいそう。もともと暑いのはとにかく苦手なんですよ、私。

ノカンゾウとヨモギとオオバコです。

ノカンゾウは、食べ方注意というお話もありますので、お気を付けくださいね。つぼみをお浸しや天ぷらにするとおいしいらしいです。

オオバコは、子供のころ相撲をやった思い出の野草。食べられるなんて!しかも、実は去痰薬になるそうです。あんなどこにでも生えている草にこんな薬効があったなんて!すごいですよね。

夏のヨモギは、春のヨモギに比べてあくも強く、今回は炒ってお茶にしました。フライパンで油なしで弱火でじっくり加熱するだけ。簡単なのがいいですね。

ユキノシタと青紫蘇。ユキノシタは春におひたしにしました。天ぷらが人気ですね。土から成分をたくさん吸い上げる薬草だそうで、ミネラル豊富だとか。


青紫蘇は、大好きな薬草です。今回初めて梅干しを漬けまして、その際に赤紫蘇も初めて漬けました。その赤紫蘇もそうですし今回の青紫蘇にも、ペリラアルデヒドという香り成分が入っているそうです、気分を落ち着かせてくれる効果が期待出来るとか。だから、あの香りをかぐとすっきりするんだな~と思いました。

みんなで調理するのは楽しいですね、やっぱり。

夏の薬草&野草プレート完成です

豪華で美味しそうですよね~

ノビルのみそ和えにユキノシタなどの天ぷら。ノカンゾウの和え物。フキの煮物。大豆と山菜の煮物。きゅうりの酢の物。つゆ草のお浸し。ごはんにも薬草を混ぜました。盛りだくさんです!

先生が説明してくださいましたので、そのメモから思い出しながら補足事項です。すらすらと名前や薬効が出てくる先生はすごいですよね~尊敬します。

この辺りのことは、薬膳教室でも学んだことと重なります。中医学は、日本の薬草、野草料理や地方のお料理にもしっかり影響を与えてますね。

きゅうり、茄子は利尿作用。大豆も夏の食べ物でたんぱく質が2割と豊富。身体を冷やす効果もあり。南天の葉と実は、殺菌作用があるそうです。だから、お刺身やお赤飯に乗せてるんでしょうね。昔の人の知恵は素晴らしいです。名前の由来も難を転じるから、ナンテンだそうです。薬効は喉に良いとか。

野草薬草もなかなか奥が深くてそう簡単には覚えきれませんが、使えるものを少しずつ増やしていけたらいいな、と思いました。

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