50代お母さま介護中のHさんの場合~彼女がキレイを選んだわけ22 キレイデザイン学ベーシック講座@大分 <開催報告>
去年1年は、母の事で本当に悩みました
というHさんは、50代には見えない、かわいらしい素敵な方です。そんなHさんの悩みの種は、お母様の介護の問題でした。
私もそうですが、40代、50代の方々には、現実問題として目の前にあることの一つですね。2025年問題ともいわれて久しいのですが、世界的に類を見ない高齢化社会も迎える日本。それに対する手立てが打たれてきたか?というと、切り捨てる方向にしか動いていない気がします。となると、両親を支えて介護するのは、個人個人に任されてしまう可能性が高く、また自分たち自身の老後を考えると、あながち老後2千万という某政治家の発言も、考えざるを得ない、そう感じます。
話がそれましたが、Hさんはとてもお母様を大事にされていて、お仕事も退社され、お母様の介護に向き合っていらっしゃいました。
ただ、Hさんはお母様の頑固さにだんだんとストレスを抱えていかれたそうです。そんな時、昨年参加してくださったキレイデザイン学のお茶会や診断で、ご自分に対しての考え方や価値観が変わったことを思い出されて、お母様とのこと、そしてそれ以外の周りの人たちとの人間関係を改善するのに良いかも?と、キレイデザイン学のベーシック講座とアドバンス講座を受講されることにしたそうです。
家族とは言え、自分とは違う人間
身内だと、ついつい自分と同じ考え方をしているもんだ、と思いがちですよね?ところが、結局は他人なんですね。自分の考え方や価値観では、到底想像もつかないような考え方や価値観、そして行動をしていて、理解出来ないことがいっぱいあります。
そこに身内なんだから分かって当然。分かってもらって当然。という一種の甘えや思い込みが入ってくると、それが自分をどんどん苦しく追い詰めていきます。
キレイデザイン学では、まず、自分とそれ以外の人たち(家族や周りの人たちも含む)が自分とどう違うのか、そこから学んでいきます。この第一歩が非常に大きいんです。今まで考えもしなかったようなことを知り、学ぶことにより、自分をラクに開放していけるきっかけにつながります。
お母様とあまりに違ったHさん
最初のベーシック講座の段階で、「亜希子さん、すごく楽になりました!」と表情も明るくなられたHさん。こう話してくれました。
「今までは、母を納得させよう、私の思うようにしてもらう、と躍起になっていました。キレイデザイン学のベーシック講座を学び、母には絶対にこの方法は無理で、私が疲れちゃうだけだと腑に落ちました。」
「母にどう伝えたら、どう話したら分かってもらえるのか、という点から考えられる自分になったことが、大きな収穫でした。辛いだけになる一方の母との日々に、光というと大げさですが、明るさが見えてきました!」
と、以前のHさんに感じていた影を一掃なさったかのように、軽くなったHさんを感じました。
Hさんのベーシック講座受講後のご感想です。
なぜキレイデザイン学を受講しようと思いましたか?
カラー診断をして頂いて、より深く学びたくて受講を決めました。
キレイデザイン学を学んで何が良かったですか?
自分のことや家族、大切な人たちと人生を歩んでいける指標になります。
これからキレイデザイン学を学ぶ人にメッセージをお願いします。
人生が生きやすくなると思います。カラーを知ることで、より深く世の中が見えてくると思います。
色については学ばないキレイデザイン学ベーシック講座
キレイデザイン学の講座は、ベーシック、アドバンス、マスターインストラクター、そしてその上とあります。色について学ぶのは、アドバンス講座からです。
最初のベーシック講座では、色について学ぶ前に、その大前提となる部分を学びます。それは、人間関係を築き、送っていく上で欠かせない基本的な部分です。
人の悩みは大きく3つと言われます。
1、自分が分からない
2、他人が分からない
3、未来が分からない
これに、健康とお金のことが入り、人の悩みは5つだ、という説もあります。
このうちの1と2をクリアに向けてサポートしてくれるのが、ベーシック講座で、3のクリアに向けてサポートしてくれるのが、アドバンス講座です。
人間が生きていく上で、必ずかかわるのは別の人間。人間から生まれ、人間と接しながら人生を送るわけですから、自分の周りの人間がどういう人間なのか、ということは、自分の人生において非常に大きな位置を占めます。
そして、もちろん、自分がどういう人間か、ということもそれ以上に大きなことです。統計的にも、日本人は自己肯定感が低いとよく言われます。それはなぜか?今までの先人である日本人の自己肯定感が低いから、その人たちに教育やしつけを受けてきている以上、それをいやでも受け継いでしまうのは否めない、と私は思っています。そうではない、別の世界に接してみた人や、もともと生まれつき確固たる自分を持っている人というのは違うのでしょうが、少数派だと思います。
そして、自分で考えさせる教育、機会が少ないからだと言う人もいます。出る杭は打たれ、長いものに巻かれ、村八分という言葉が昔からあるような国ですから、個性よりも和を尊重するのは仕方ないのかもしれません。
そんな中、自分を知り、自分の悪い面でなく、良い面にフォーカスしていくことは、自分を一つずつ認めてあげる第一歩になると思います。そこから、自分に対する自信をよみがえらせ、自分という人間の価値を実感し、自分を好きになっていく上昇気流に乗れる。自分を好きな人、自分に自信のある人は、心が大きい人が多い気がします。気持ちに余裕があるからこそ、他人にやさしくなれる。そういう人には、人が集まり、仕事もうまくいき、そして富も集まってくる。そういう人が増えていけば、社会がもっと優しく、良い方向へ発展していくんじゃないかな、と思います。
自分が好きと自分勝手、自分本位とは違います。自分の意見を言えるということは、わがままとは違います。自分の主張をしながら、他者の意見に耳を傾け、そこに道を見つけていくことが本当の人間関係ではないでしょうか?
そういう人が増えていくといいな、と思い、キレイデザイン学の講座を開催しています。次回アドバンス講座に進まれたHさん。アドバンス講座を受講されて、未来の夢も広がってきたそうです。この記事の続きでご紹介したいと思います。