「311いのちのわ2021」でエコと平和を考える～ 子なし転妻のあちこち転勤生活 大分県を楽しむ2021 3 大分編
「311いのちのわ2021」でエコと平和を考える
2011年3月11日から10年目となる今年。いのちを考える特別な日にしたい、と始まったこの「311いのちのわ」というイベントも10年目を迎えたそうです。
311が、わたし達が創り上げてきた文明を問い直す、ひとつの大きなきっかけとなりました。あまりに大きすぎる大小を払った後に、わたし達はどうシフトチェンジしたのでしょうか？今もなお、わたし達の文明は多くの生物（つながるいのち）を苦しめています。
「ひとりひとりが未来に責任を持って、より良い未来の選択と創造を続けて行くこと」
「311いのちのわ」は脱原発を訴えながら、参加者、出展者、出演者、主宰者の全員がアイデアを出し合い、提案し、つながってより良いこれからを想像する場でもあります。「いのちのわ」のわは、平和の心「和」でつながり「輪」ずっと続いていく「環」
どうかこの公園のちいさなわが、世界をより良い方向へ変えていくキッカケとなりますように。
311いのちのわパンフレットより
こういう想いが詰まったイベントですので、出店される方も、お客さんとして来る方も、そういう想いや気持ちに共感される方が多かったと思います。
脱プラスチックで臨まれた飲食店ブースや物販ブースの方、大変だったことでしょう。世の中には便利なプラスチックがあふれていますが、環境に負荷をかけないようにと、手間がかかる昔ながらの方法を実践される姿に私も見習わなくては、という思いを強くしました。
マクロビ、無農薬、天然酵母、カレー
マルシェのお店はお持ち帰りも含めて、マクロビ、無農薬、天然酵母、カレー、化学調味料不使用、天然素材、フェアトレードなどにこだわったお店ばかり。今回も大分県内のカレー屋さんが出店されていたので、ランチにいただこう！と一番のお目当てで行ったのは私です(笑)
フェアトレードとオーガニック食品のお店でいただいたのは、フェアトレードのチョコレート。ヘーゼルナッツと黒糖入りのリッチなお味。今まで食べたチョコレートの中でベスト3に入る美味しさでした。このサイズで720円は、某有名外国のチョコレートショップの1，2粒分と思うとすっごくお得！
第3世界ショップのチョコレートに使われる原材料はとてもシンプルです。ココアバター以外の油脂や乳化剤を使わず、最大72時間練り合わせる伝統技法を用いて（中略）作られています。
第3世界ショップは、フェアトレードを経て、国内外を問わず、地域の力で諸問題の解決を目指すコミュニティトレードへと活動の幅を広げています。
チョコレートの包装紙より
その後は、講演会へ。講演前にはコンサートがあり、古楽器の演奏を聴くことが出来ました。
それがね、とっても心に響いたんです。音色、歌声、透き通るような調べ。ルネサンス前くらいの演奏だと思いますが、当時の方々はあの音色に天や天使、神を感じたんだろうなぁ、と思いました。
ホールの天井に大きな穴が開き、そこから光が差し込んでくるような、そんな気分がしてくる、どこまでもつけ抜けていくような神聖な気持ちになれる演奏でした。
ということで、とても素敵な一日となりました。
今日は３１１の当日です。今日のリズムカラーはオレンジ。そしてメッセージは「感謝の気持ちを持って過ごすこと」
この世に生まれたこと、生んでくれたこと、今命があること、衣食住に困らず生きていられること、素敵なお友達や仲間、お姉さま方、先輩たちが回りにいてくださること、家族が元気で過ごせること、日本が平和で戦火の元にないこと、そんな自分をめぐるすべてのこと、生きとし生けるもののことを思い感謝して過ごす日にしたいと思います。
311の被害にあわれた方、今も苦しんでいらっしゃる方、天に召された方、すべての方に神の祝福がありますように。お幸せでありますように。
