日本の気候の中で、無理なく続けてきたこと:3

第3回:身体の感覚に耳を澄ませ選ぶということ

ー身体の違和感は、ひとつではなかった

前回の記事では、
消化力や食べものについて書きました。
今回は、それ以外に感じていた違和感について
触れてみたいと思います。

普通に眠ることが、当たり前ではなくなった頃

それは、睡眠です。

子どもの頃や若い頃は、
家族から「のび太君みたいだね」と言われていました。
ドラえもんの、あののび太です。
枕を頭の下に置くだけで眠れる。
それくらい、寝つきの良いタイプでした。

けれど、40代を過ぎた頃からでしょうか。
いつの間にか、「眠れない自分」になっていました。

眠れない夜が続いていた時期

友人に勧められて、
睡眠導入剤を処方してもらい、飲み始めました。
初めて飲んだときは、
あまりの寝落ち感覚に、正直、恐怖を覚えたほどです。

それでも、
どうしても眠れない夜だけにしようと思っていました。
ところが、少しずつ頻度が増えていきました。

最初は、1錠を半分に割って。
それが1錠になり、
1錠半になり、
気づけば2錠になっていました。

2錠は怖い。
やめたい。
そう思いながらも、
「眠りたい」という欲求には勝てず、
その夜も手に取ってしまう。

そんな日が続いていました。

布団に入ると、
頭の中で思考や感情の風が吹き荒れます。
嵐のように、ぐるぐると回り続ける。

とてもリラックスとは言えない状態でした。

やっと眠れたと思っても、
奇妙な夢で何度も目が覚める。
下手をすると、
夜中に5回、6回と目が覚めてしまう。
しかも、そのたびにトイレに行きたくなる。

眠っているはずなのに、
まったく休まった感じがしませんでした。

「どうして、こんなに眠れないのだろう」

その疑問は、
夜が来るたびに、重くのしかかってきました。

違和感は、ひとつではなかった

眠れない日が続くせいか、
顔色も悪くなり、
年齢より老けて見られることも増えたように思います。

それまでは、
どちらかといえば
年齢より若く見られることの方が多かったのに。

更年期障害には、まだ早い気がする。
それなら、いったい何が原因なのだろう。

動きたいのに、動けない。
消化力の低下。
食欲の低下。
そして、睡眠の問題。

それらは、
少しずつ「やる気」や「意欲」を
削っていきました。

このままではいけない。
そう思う気持ちは、確かにありました。

けれど、
どうしたらいいのかは分からない。
外に出る気力も、なかなか湧いてこない。

そんなときでした。

ずっと昔に買って、
そのまま本棚に置いたままになっていた
アーユルヴェーダの本を、
ふと、手に取ってみたのは。

身体の感覚に耳を澄ませ選ぶということ:第4回(編集中)