これまでの人生を、これからの人生に活かして行く4 人間が抱く4つ目の不安~健康への不安
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1、これまでの人生を、これからの人生に活かして行く1~キレイデザイン協会の素敵な理念について
2、これまでの人生を、これからの人生に活かして行く2~人間が抱く5つの不安の解消につながるキレイデザイン学
3、これまでの人生を、これからの人生に活かして行く3人間が抱く3つ目の不安~未来への不安
「ピンピンコロリで死ねたらいいんじゃない?」と、30代で病院と薬がお友達、そして通院が日課。未来への希望が殆どなく、将来どうしたいこうしたい、というのもなかった私ですが、キレイデザイン学と出会い、そこから世界が変わって行きました。
黒いブラウスとパンツを着た女性の写真は、2015年のころの私です。
そして、2枚を合わせてある写真は、私のビフォアアフターです。2015年と2017年です。
その次の4枚の写真は、2017年以降の私です。
病気がちだったころの私と、元気になってからの私は、表情からも大きく変わったことをご実感頂けると思います。
そんな私の経験を活かして、さらにお話を進めて行きたいと思います。
自分が好きになれない方、未来に夢や希望の持てない方、それはあるけど、具体的にどうして行ったら良いか分からない、と言う方の何らかのお役に立てたら幸いです。
健康への不安
「年を重ねれば重ねるほど、頭も身体も以前ほどは動かなくなって来たなぁ。」と思う方、多いのではないでしょうか?
「この間まで、もっとたくさん飲んだり食べたり出来てたんだけど・・・」
「ほらほら、あれなんだっけ?顔は思い出すんだけど・・・」
「昔は徹夜なんて、全然平気だったんだけど・・・」
40代を超えると、こんな声をあちこちで耳にする機会が増える気がします。もちろん自分でも言っています(笑)
そして女性の方の中には、女性ならではの50歳前後くらいからの身体の不調や変化を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いつまでも元気で若々しく居たい、それは誰しもが願うことです。そして、そのために大事なのは、健康的に年を重ねること。みーんな知っています。けれど、健康的ってどういうことを言うんでしょうか?どうすれば健康的に歳を重ねられるのでしょうか?
・運動する?
・サプリで足りないものを補充する?
・食事の内容に気を付ける?
それも大切なことですが、実はもっと根本的に大切なことがあります。それは、心の健康です。
病は気から
昔から「病は気から」と言われてきました。気持ちや感情の動きは、無意識のうちに身体に影響を及ぼしています。
それは、自律神経の働き、交感神経、副交感神経、ホルモンなどだったり、血液やリンパの流れ、体内の循環、筋肉の収縮や弛緩などなど広範囲に渡ります。
素敵な人を見てドキドキしてしまったり、嬉しくなったり、ワクワクしたり、なんてのもそうですよね。
こんな風に、私たちの思い、感情、意思は、無意識のうちに、それぞれ異なった伝達として脳から身体の各部へと送られます。
その結果、緊張により身体がこわばってしまったり、ウキウキから身体が軽く行動的になれたり、気持ちの沈んだ状態が重い身体を生んでしまったり、と、身体の各部分へ具体的な症状や状態として現れてきます。
つまり、心の状態が身体の状態へ非常に大きな影響を与えるということです。そう考えると、その心の状態をより良く保つことが、健康に歳を重ねていくための大前提ではないでしょうか?
心の健康が身体の健康をもたらす
こうしなくちゃいけない
どうせダメに決まっている
私なんて・・・・
こういった心の緊張や落胆は、即座に身体に影響が及びます。「やらなくちゃ!」と思ったとたん、動かすべきか所の筋肉に力が入りますよね?肩に力が入ってしまい肩が凝ったり、首が凝ったり。
暗く落ち込んだ気持ちの時は、逆に筋肉に力が入りません。身体が動かなくなってしまいます。
健康=身体の健康のために本当に大切なのは、心の健康ではないでしょうか?
けれど、心の健康について、私たちは割とおざなりです。それどころか、自分を追い込むことばかり一生懸命です。
追い込んで追い込んで、どうしようもないところまで追い込んで、お願いだからやめて!と心の叫びが病気となって現れる。それが、身体の健康を崩ししまう大きな要因だと感じています。
年を重ねても、なるべく自分の身体が元気な状態で毎日を過ごしていける、そんな年の重ね方をしたいなら、なおさら心の健康を大事にするべきだと思いませんか?
気が変わると病院は不要になった
世間の目や、いわゆる常識と思われることを気にして、良いお母さんでいなくちゃいけない、良い嫁に思われないといけない、仕事が出来る人に見られないといけない、しっかりした人に見られないといけない・・・etc
などなどの、ついつい気にしてしまう「~でないといけない」。自分の身の回りにはいっぱいあります。私もそんなのにとらわれていた一人です。
そして、他人のせいにして自分のことを棚に上げてばかりいました。
「4大卒なら、「さすがだね」というところで働いていないといけない」
「仕事していないなんてみっともない。社会のお荷物になっているに違いない」
「良い主婦なら、家事はしっかりやっていつも完璧にしないといけない」
そして、その当時の自分を作ったのが自分だということは棚に上げて、
「住みたくもないこんな町に住まないといけないのは、会社悪いんだ。他人が悪いんだ。自分が悪いんじゃない。」
「仕事していたかったのにやめないといけなかったのは、全部夫のせいだ」
「キャリア断絶で悩まないといけないのも、全部人のせいだ。私は悪くない。被害者だ。」
と、自分の不幸をすべて他人のせいにして、生きていました。
その頃は、いつも身体の不調に悩まされ、生きているのが辛い日々。横になっていても、薬を飲んでいても、一日中襲ってくる頭痛、あちこちの身体の痛み、倦怠感、気力のない状態、生理不順から婦人科系の病気、自律神経系の病気など、とにかく病気のデパートみたいでした。
そんな状態ですから、日課は通院です。病院と薬がお友達でした。病院へ行く事や、病院で声をかけてもらうことが、私にとっての生きている証のような日々でした。
そんな状態から、今ではほとんど病院へ行かない日々へと変わりました。健康診断でもほぼ引っかかるところもなくなり、風邪もあまり引かなくなりましたし、インフルエンザとも無縁です。たまに仕事を頑張り過ぎてダウンすることはありますが、それ以外はいたって健康。サプリも全く飲んでいません。
これも、心が健康になって行くとともに、自然治癒力が高まって行ったおかげだと感じています。
自然治癒力を高めて行く
生物である人間には、自然治癒力がもともと備わっています。
自分で自分の身体の悪い部分を治そうとする機能ですね。これは、誰もが持っている機能です。怪我をして出血をしたら、かさぶたが出来ます。
その下では、すごい勢いで皮膚の再生が始まっています。菌やウィルスが体内に入れば、下痢や嘔吐で外に出そうとしたり、発熱をしてそれを殺そうとします。
これは、すべて身体が自然と対処してくれる働きです。いちいち私たちが、「あ、悪いもの食べた!下痢しろ!」とか、「ウィルスが体内侵入した!発熱して殺してしまえ!」などと命令することなく行ってくれるとてもありがたい機能です。
このありがたい機能が、誤作動せず、ちゃんと的確に働いてくれるためには、ただ心が健康であれば良いだけ、なんです。
2-3 健康への不安 まとめ
つまり、私たちが一般に考える健康である身体の健康を保つキーポイントは、心が健康であるということ。
そのために、私たちが出来ることは、自分という存在を認めてあげること。そして、自分を大事に労わること。それが出来て初めて、自分を好きになって行くことが出来、心が健康になって行き、身体も健康になって行きます。
じゃあ、どうしたらよいのでしょうか?
その第一歩として出来ることは、自分を知ることです
自分がどういう人間なのか分からなければ、自分を認めてあげることは出来ません。それが出来なければ、自ずとその後に続くステップへは進めません。
キレイデザイン学では、自分にはどういう傾向が強いか、ということを知ることが出来ます。統計学に基づいていますから、あくまでも「強い傾向」です。強い傾向ではありますが、他人と自分がどう違うのか、それを考える上において、とても良い一歩が踏み出せます。
それを知り、またその強い傾向を表す色を知り、その色を活用することによって、自分の強い傾向への意識が高まります。これは、色彩心理学を活用しているからです。
そうして、統計学+色彩心理学という二つの柱で自分を見直してみることから、知らなかった自分と出会い、知っていた自分の魅力を再確認することが出来ていきます。
それを重ねていく事で、自分を認め、自分を好きになって行き、心が健康な状態へと導かれて行きます。
なぜ自分を認め、自分を好きになると心が健康になるのでしょうか?
それは、他人の真似をしなくなるから。
他人と比較して落ち込むことがなくなるからです。
小さかったころを振り返ってみると、今みたいに人と比べて落ち込んだり辛くなったりしてましたか?今よりは、もっと自由でのびのびとしていませんでしたか?
他人や周りと評価している限りは、足りない部分にばかり目が行ってしまい、自分に負荷をかけてしまいます。
そうではなく、自分の考え方の傾向、行動の傾向を知ることで、自分軸が確立していき、他人から見た自分ではなく、自分で良い自分=ありのままの自分への許可を下せる自分変わって行きます。
そうなって来ると、無理しなくなくなるんですね。心が無理するから、知らず知らずのうちに身体へも無理をさせてしまう。この流れが軽減されて行きます。
勘違いして欲しくないのは、無理しない=努力しないではない、ということです。無理しない=怠けるとも違います。
自分に必要な努力はしないと改善はありません。ただ、今まで捕らわれていた他人や周りなどと比べてしまうクセを手放すことで、その努力もより気楽に効果的に行え、結果も生みやすくなると思います。
このように、自分を知り自分を認められるようになり、他人と比較しない自分へと変わって行くことで、心の健康につながり、身体の健康へとつながって行きます。
自分を知ることから、食生活を始めとする毎日の生活スタイルを見直すことにもつながるかもしれません。そうして、将来の健康に対する不安も軽減していくことにつながって行きます。このことが、キレイデザイン学が人生における4つ目の不安=健康への不安の解消につながると考える理由です。
次回は、このシリーズの最後です。人間が人生で抱く5つの不安の5つ目のお金に対する不安についてです。キレイデザイン学とお金の不安はどうつながるのでしょうか?次回をお楽しみに♥
続きはこちら→これまでの人生を、これからの人生に活かして行く5 人間が抱く5つ目の不安~お金への不安