これまでの人生を、これからの人生に活かして行く3 人間が抱く3つ目の不安~未来への不安
前回までの記事はこちら
1、これまでの人生を、これからの人生に活かして行く1~キレイデザイン協会の素敵な理念について
2、これまでの人生を、これからの人生に活かして行く2~人間が抱く5つの不安の解消につながるキレイデザイン学
「ピンピンコロリで死ねたらいいんじゃない?」と、30代のクセに病院がお友達で通院が日課。未来への希望が殆どなく、また将来どうしたいこうしたい、というのも分からなかった私ですが、このキレイデザイン学とリズムカラーを知ることで、自分の未来や将来についてなんとなくイメージをつかむことが出来、大の苦手な計画を立ててみる、ということまで、徐々に出来るようになりました。
そんな私の経験を活かして、お話を進めたいと思います。未来に夢や希望の持てない方、それはあるけど、具体的にどうして行ったら良いか分からない、と言う方の何らかのお役に立てるなら幸いです。
未来が分からない という不安
人間が抱く5つの不安のうちの3つ目は「未来が分からない」です。
あらかじめ言っておきますが、キレイデザイン学を学んだからって予知能力が付くわけではありません(笑)
この先どうなるんだろう?
年を取ったらどうなるんだろう?
他にも、若いころは「就職したらどうなるんだろう?」「結婚したらどうなるんだろう?」「クビになったらどうしよう?」
年を重ねてきたら、「子供が巣立った後どうなるんだろう?」「親の介護が始まったらどうしよう?」「自分が歩けなくなったらどうしよう?」から、
「会社の未来は大丈夫なんだろうか?」「株価が大暴落しやしないか?」「地震が来たらどうしよう?」など、とにかくいくつになっても不安に感じることは、先が読めない未来のことです。
そして、先の読めないことに対する不安と言うものも、古今東西ずっと人間が抱いてきた不安です。
分からないんだからしょうがない、と分かってはいるものの、ついつい考えてしまうのは、危険は回避したい、自分は安穏としていたいという生き物としての本性からでしょう。
考えても分からないような、私たちがどうしようもない部分は脇に置いておき、自分が関われる部分のことだけを考えましょう。
そこから手を付けていく事で、分からないことに対する不安を軽減していくことが出来ます
キレイデザイン学では、自分の人生を送る上での、バイオリズムを教えてくれます。それは、「いつ何が起こるよ」と言う予言のようなものではありません。
人生を、大きな期間、小さな期間と区切り、それぞれ今がどういう時なのか、過去がどういう時だったのか、これからはどういう時なのか、を、それを表す色とその色が持つメッセージで教えてくれます。
それを参考にしてそこから私たちは、いつ、何をする、を考え、決めていくことが出来るのです。
私たちはそれをリズムカラーと呼んでいます。
リズムカラーについては過去記事もご参照くださいね。
キレイデザイン学のリズムカラーって何だろう?
未来をイメージ出来るから不安の解消へとつながる
リズムカラーは、一生という人生をいくつかの区切りに区切り、その都度の色とその色が持つメッセージを教えてくれるもの、だと書きました。その点について詳しく書いていきたいと思います。リズムカラーもあくまでも統計学に基づいています。
一年一年が積み重なって十年となり、十年が積み重なって二十年になり、三十年になり、百年になっていきます。人生百年時代と言われて久しいように、医療の進歩とともに平均寿命はどんどん延びています。
五十歳でもあとまだ半分あります。そんな時代が到来しました。その残りの五十年、どうすごそうか?と考えても、良く分からない人が多いのが正直なところじゃないでしょうか?
元気で健康で過ごせたら良いわ
幸せに暮らせたら良いよね
経済的にも困らないで暮らしたいわ
誰もが望む人生の過ごし方。その基本の願望はこの三つだと言われます。
この基本を現実のものとしつつ、さらに自分らしく生きていくには?
こんな過ごし方をしたい
こんなことしたい
あんなことしたい
がありませんか?
それを具体的にするためには、
どうすれば良いでしょうか?
いつすればよいでしょうか?
人間は目先のことにとらわれがちです。期間が長くなればなるほど、こういうのはあいまいになり、「来年でいいや」「定年して時間が出来たらやろう」「子供に手がかからなくなったら始めればいいや」と先送りしがちです。
けれど、来年になったら、定年したら、子供が巣立ったら、どうでしょうか?結局は、目の前の事に翻弄され、また来年でいいや、と先送りを繰り返してしまいがちじゃないでしょうか?そして、気がついたら、もう八十歳だった、九十歳だった、と。
ご高齢の方とお話しする度に、必ずこういうお話をされ、そして「若いうちにちゃんと出来る事をしないとダメよ。」とアドバイスをくださいます。
なぜ先送りにしてしまうんでしょう?
それは、タイミングが分からないからです
つまり、タイミングが分かれば、先送りにしなくなります。キレイデザイン学では、一人一人に合ったタイミングをリズムカラーを通して教えてくれます。それも、
人生という流れの中で、あなたにとって「いつ」「なに」なのか
を教えてくれます。だから、ついつい先送りすることなく、考え、行動に起こすことが出来るのです。それが出来るからこそ、願っていた未来はもちろんのこと、それを手にするための準備を着実にしていく事が出来るのです。
未来への心づもりを与えてくれる
ちょっと前に流行りましたね「今でしょ!」の言葉。
そう言われて、すぐ動けるタイプの方はどれくらいいるでしょうか?私は、どちらかと言うとすぐ動きたいタイプなので特に何とも思わなかったのですが、気が付いたのは、意外と「どっこいしょ」の方の方が多いという事。出来ない方の方が多いからこそ、この言葉が響く方が多く、流行ったんだと思います。
今やるのが良いのは分かってるけど、
それが出来たら苦労しないわ
そういうタイプの方にも非常に有効なのが、リズムカラーのメッセージです。なぜなら、いつが良いですよ。と教えてくれるからです。この「どっこいしょ」タイプの方にとっては、心づもりをしておくことが非常に有効であり且つ重要です。
なぜなら、頭でつもりをしておく事で、気持ちと身体を動かすことが出来るからです。
十年後でも五年後でも、1週間後でも明日でも、つもりを作ってあげる事。そうすることで「なかなか出来ないのよね」というタイプの方も、行動へとつなげることが楽になります。
行動へつなげなければ、結果は生まれません。頭の中で「いつかやる」と思っていても、それは妄想でしか過ぎなく、絵に描いた餅であり続けるしかないのです。
八十歳,九十歳になった時「あの時ああしておけば良かった。」と後悔したいですか?それとも、その後悔をバネにしてその年齢から頑張れますか?
そんなの、難しそうですよね・・・
だったら、1歳でも1か月でも若いうちに、頭の中につもりを作って起き、その都度クリアしていく。
そして、年を取って振り返ってみたその時には出来ているという満足した人生にしませんか?
安易なポジティブシンキングでは意味がない
ポジティブシンキングと言う言葉も、割とよく聞きますし、大事な発想だとは思います。けれど、安易なポジティブシンキングでは、意味がないと私は思います。
きっと何とかなる
まぁ、大丈夫でしょう
これが有効な方は、「どうせダメ」「きっと無理」などと、始めから物事をネガティブに捉え考える癖のある方です。
物事に対して、もともとポジティブに捉え考える傾向のある方にとっては、逆にこれが危険になります。
なぜなら、過信や過度な楽観につながり、問題の解決や実現につながらなかったり、逆に問題を引き起こし、それを大きくしてしまう可能性を秘めているからです。それに気が付いていない方が多いと感じています。
「きっと何とかなる」ーどうして?
「まぁ、、大丈夫」ーどうして?
その「どうして?」をちゃんと考える必要があります
そして、大丈夫にするために、どうして行くかも合わせて考えていく。そこで初めて大丈夫な現実がやってきます。
「どうせ上手く行かない」と考えるよりは、「きっと大丈夫」と考えた方が良いに決まってます。
けれど、安易にそう思い、結局何もしないタイプの方、「誰かが助けてくれるよ」と自分では何もしない他力本願のタイプの方、「自分が今やらなくちゃ!」と、周りに目を配ることを忘れてしまいgoing my wayになり過ぎる方には、ちゃんと地に足を付けて現実と現状に即したやり方を考える必要があります。
つまり、過去はどうだったか?を振り返り、そこから学ぶことがとても重要だという事です。
なぜなら、自分にはどういう捉え方や思考のクセがあるのか?自分のたどってきた道が、どんな現実を作り出しているのか?ということを、過去は教えてくれるからです。
キレイデザイン学のリズムカラーでは、自分の過去がどういう位置づけだったのか?をも指示してくれます。ですので過去も振り返りやすく、また、何がどうだったのか?についても分かりやすく伝えてくれます。
未来を生きるために、現在をしっかりと生きる
人は、未来への不安や夢を抱きながら、過去に対する後悔をしつつ生きています。そこに欠如しているのは、現在という今が過去を作り、未来を作るものだという意識ではないでしょうか?
けれど、私も含めて多くの人は、現在をおざなりにして生きています。そして、今という時間を、スマホを見たり、○○しながらで何かをしたりして、決して有意義だとは言えない使い方で、何となく過去にしてしまってませんでしょうか?
未来はこうなりたい、と夢を持ち目標を掲げ、それに向かって邁進することはとても大切なことだと思いますし、それが生きる張り合いにもつながることだとは思います。けれど、そのために今しかないこの瞬間を無駄にしてしまってはあまりに勿体ない、そう思いませんか?
その日その日を大事に生きていく事が、明るい未来へとつながっていく。
その日その日を大事に生きていく事で、後悔の少ない過去が作られていく。
この意識を忘れずにいること。それが、私たちの一日一日を生きる上で、活きてくるのではないかな?と思っています。
人生という命のろうそくを大切にする
生きるとは、命を縮めていくこと。けれどそこに目を向けることは少ないように思います。その人その人の人生の長さを表すロウソクの長さがどのくらいなのか、そんなことは誰にも分かりません。けれど、そのロウソクにともしびが灯っている間をいかに有意義に有効に使っていくか、それが人生を生きるということではないでしょうか?
何千年も昔から、不変であり普遍である人間の苦しみは3つ。老・病・死と言われています。おぎゃあと誕生した時は長かった命というともしびの灯ったロウソクも、月日とともにどんどん短くなっていきます。誰もが避けられない、老いと病、そして死。今この瞬間も、私たちはここへと向かっています。
子供のころ読んだ絵本に、こういう光景がありました。
「僕はいつ死ぬんですか?」と尋ねる男の子に、
死神がドアをバーンと開けます。
そこには、大小、長短の様々なロウソクが地面一面を覆っています。
力強い炎もあれば、今にも消えてしまいそうな炎もありました。
そして死神は指さすのです「あのろうそくがお前のだ。」
と。
生物は皆、自分のロウソクを持っています。そのロウソクの灯火が命の勢いであり、長短が一生の長さだとしたら、
灯火が勢いよく灯っている今、何が出来るのか?
過去の自分を振り返り、反省すべきは反省し、その上で今を踏まえ、この先どうして行くのか?いつ、何をするのか?
こう考えて行動していく事こそが、豊かな人生を送ることにつながって行き、更にもっと年を重ねた時に「あの時こうしておけばよかった」と後悔しないで済む唯一の方法なのではないでしょうか?
つまり、
今を後悔しない過ごし方をすること。
それこそが、後悔しない未来を作っていく基本中の基本なのではないかな?私はそう思います。
。
。
まとめ
今を生きる自分になるには?
と言っても、そう簡単に出来るものではありませんよね?
「偉そうに書いているあなたは出来ているのか?」と尋ねられたら、「出来ていません」と答えます。だからこそ、サポートしてくれるものが必要だよね、と痛感し、日々いかにしたらより活用できるか?を考え、トライ&エラーを重ねているのです。
そしてそのサポートをしてくれるのが、キレイデザイン学だと私は実感しています。なぜなら、自分という人間の個性と、人生の時間軸である過去 現在 未来を通しての自分に対するヒントを伝えてくれるからです。
世の中に100%確実なものなんて、存在しません。常識も、科学も、その時代その時代で180度変わることは、歴史が証明して来ています。今、私たちが日々目に、耳にしているニュースも、その地域や国の、民族性、捉え方、政治スタイルによって違います。また、隠蔽、捏造もされているかもしれないというのも事実です。確実なのは、今ここに自分はいること、そしてこの世からいなくなることだけです。
キレイデザイン学は、たかが統計学と言えってしまえばそうです。されど、今の自分が何を思うかにより、それが「今のあなたの常識=常に意識すること」に変わるではないでしょうか?何を指針として、何を基準として、何を参考にして日々を過ごしていくのか、決めるのは自分自身です。
そう考えると、自分が好きなもの、自分がそうだなぁ、と思えるもの、それを選び生きていくことこそが、様々な考えや状況に対応していけるよう自分自身を常にアップデートさせる有効な手段ではないでしょうか?
自分の過去を振り返り、そこから今という現在の自分の足元と意識を確認し、改めて未来を考える。それにより漠然と感じていた未来への不安を少しずつ軽くしていく。
それが出来るのがキレイデザイン学のリズムカラーだと、私は感じています。
次回は、キレイデザイン学から見た、4つ目の不安 「健康への不安」の解決につながるという点について、私が考え思う事をお話したいと思います。
続きはこちら→これまでの人生を、これからの人生に活かして行く4~人間が抱く4つ目の不安「健康に対する不安」