高齢猫ちゃお17歳の闘病記8 猫の甲状腺亢進症が見つかったら?
6/6 肛門嚢炎の手術からの経過
17歳3か月のメス猫ちゃお 急に元気がなくなり、
1週間ほどでお水もエサも食べなくなりました。
そんな経過をつづっています。
目次
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6/5に肛門嚢炎が分かり、膿がたまっていた部分を出してもらいました。
それから日を追うごとに回復していきましたので、その回復までの道のりと、甲状腺はどうなった?について書き記しておきたいと思います。
ちなみに、手術前日の投薬
6/4の初日はエサに混ぜたもののエサ自体食べず、失敗
6/5からは注射器型で口に流し込む作戦へ変更。これはなんとか成功
6/6の様子
・傷口からの出血が止まらず、あちこちの敷物に赤いシミを作ってひたすら寝る。
・相変わらずぐったりしているし、歩くときもフラフラ。
・夜にほんのちょっとだけパウチを舐めた。
・思いついて水菜を見せてみたら、目の色が変わって齧りつく。
・おしっこ1回。ウンチなし。
6/7の様子
・朝なんと!力強く結構いっぱい水を飲んだ。
・大好きな水菜なら食べるかな?とやってみたら、今までで一番意欲的に起き上がりバリバリ齧った。
・傷口の出血も止まり、赤い腫れも落ち着いてきたような?
・そして、今まではかったるそうに立ち上がって、すぐバタンだったのが、割と力強く立ち上がって寝床を作っていた。
・夜には、パウチの半分(高齢猫用)を食べた。
2日間で一袋空いた!ばんざーーーーい!!
・そして、ウンチがとうとう出た!よかった~
肛門嚢炎の症状でもある、お尻を床にこすりつける行動は相変わらずでしたが、とにかく出て良かった!
・おしっこ1回 ウンチ1回!
6/8の様子
・朝寝ていたら、私のベッドまでなんと!起こしに来た!
以前は普通のこの行為も、この半年くらいなくなっていたのに、お腹空いたみたいだった。
・パウチを開けてお皿に出して口元へ持って行ったら、休み休みだけど半分は食べた。
・夜の間におしっこ2回していた。
・薬を飲ませる時のイヤイヤも力強くなり、間違いなく元気出て来た。
・夕方パウチを半分食べた。
・投薬の時に、あり得ない程暴れて逃げた。それまではそんな元気なかったのに。
・ブラッシングしてくれ、と言ってきた。してやっても、すぐ逃げて行かなかった。
・おしっこ1回 ウンチ1回
6/9の様子 通院の日
・4:50に起こしに来た。パウチを一袋全部出してやったら、ほぼ半分食べた。水も少し飲んだ。
・朝おしっこ1回してあった。7時におしっこ1回
・私の上に乗ったりうろうろして元気よく歩き回っていた。
通院すると、ストレスたまるのか元気がなく、パウチもあまり食べず。
6/10の様子
・早朝というかまだ夜の3:50に起こしに来た。パウチを出してやったら、すごい食いつきが良い。食欲出て来たみたいで、安心した。
・おしっこも1日2回はするようになった。
・ブラッシングしてくれ、と要求する頻度も上がってきた。
・ブラッシングすると、ガリガリの骨川筋子ばあさんなのが良く分かり「食べられるようになってお肉をつけようね」と語り掛ける。
この日は鍼灸の日で、鍼灸の先生に「やる気はあるけど気力が付いてきてないねぇ」と言われ、「ネコが死にそうだったんです。」と、伝えたら「それなら仕方ないね。」とご自分のペットのワンちゃんの話となった。
その流れで、アニマルコミュニケーションの方に見てもらった話を聞かせてもらってびっくり!子供のころの飼い主さん家族しか知らないようなことを彼女から聞いた、と。
動物にそこまで感情があるのか?と疑問だったのだが、いや、ここまではっきりしているならあるに違いない。これまでは、割と適当にあしらっていた部分もあったことを深く反省し、彼女の余生を満足いくものにしてもらえるように、接していこうと決めた。
6/11の様子
・今朝は5時に起こしに来た
・食べる量も増えてきて、1日で3袋も空けた。すごい食欲だ。
・おしっこ3回。ウンチは下痢だった。いきなり食べたからだろうなぁ。
・夕方と夜とパウチを追加しておくと、ほとんど食べていた。
これでもう安心かもしれない。
相変わらず薬はバトルなのだが、体力が出て来たからか嫌がり方がすごすぎて抑えるのに大変になってきた。投薬を何とか負担にならないようにするにはどうしたらよいのか・・・?
6/12の様子
・朝は4時45分くらいに起こしに来た。パウチをやり、様子を見てると、結構食べていた。ある程度食べたら、あちこちうろうろしてまた寝た。
・お尻を舐めようとする姿勢が、急に減った。かゆみや痛みが引いてきたのかも?
6/13の様子
急にカリカリを食べ始めた。これこそ復活の兆しか?そして、食欲が爆発している。どれだけでも欲しがるので、間違いない!
6/14の様子
・パウチとカリカリに粉薬を混ぜてみたら、問題なく食べてくれた。これで一安心。
・トイレも何度も行っているし、鳴くようにもなってきた。
・後ろ姿から見たフラフラも減ってきて、毛ツヤも復活しつつあるし、ちょっとだけ肉もついてきたような気がする。
お尻もそこまで舐めすぎなくなったので、エリザベスカラーも外すことにした。
これでもう大丈夫なのかなぁ?
明後日の病院次第なので、その結果を待つことにする。
カラーが取れて、ほっとしているちゃお
6/17 通院の日
お出かけバッグを見せたら、速攻で固まり、逃げ出した。元気が出てきてよかった。
病院では、まずお尻チェック。肛門嚢炎痕は、しっかり治ったみたいで、
「これはもう大丈夫ですね。」
「引き続き投薬をして、その後腎臓の値をチェックしましょう。」
と先生談。2週間後くらい投薬をしてみて、血液検査することになる。
次回は月末か7月月初。
薬はエサに混ぜても食べてくれるようになったので、一安心。今回の死にそうに元気なかったのは、肛門嚢炎の炎症なのか?それとも、高くなってきていた甲状腺の値が示している症状なのか?今のところはまだ分からない。
6/27 10日後の経過
すっかり元通りとまではいかないけど、見たところ、元気になってきた様子。トイレもおしっこ、うんちともに毎日しているし、エサも朝晩ちゃんと欲しがるようになった。鳴き声も戻ってきたし、ダミ声も収まってきた。
ただ、すごく甘えるようになった。常にブラッシングしてくれとせがみ、私がいる部屋に自分もいるようにと、私について回っている。以前は、昼間の寝床として私か夫のベッドだったのだが、今は、私が部屋にいれば、私の部屋の指定場所。リビングに行けば、リビングのラグの上。
出かけていて帰宅すると、構ってくれ攻撃が始まる。心細いのか、この病気の間に私が世話をしていたので、私がお母さんと以前より強く思ったのか?それは不明。
私の部屋の指定位置で寝るちゃお。
それにしても、今回のちゃおのことは、生命について深く考えさせられるきっかけとなった。これもまた、そういうタイミングを与えてもらったということなのかもしれない。
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高齢猫ちゃお17歳の闘病記9