食べることは生きること
私たちの身体は、食べたもので出来ています。
昔の人が普通に毎日食べていた、自然の恵みから作られた食品食事。悲しいかな、現代ではそれらを手に入れることがだんだん難しくなっています。
コストを抑えるために添加物で味をごまかし、食品そのものを加工品で代用し、遺伝子組み換えやゲノム編集まで、なんだか訳の分からない食べ物の様相をしたものであふれています。
そんなものを食べ続けて大丈夫でしょうか?後世に美しい地球や生き物を残すことが出来るのでしょうか?
食べることから
キレイに健康に
今とくらべものにならないほど医学が未熟だった時代に、健康を求める古今東西の叡智の結晶として生まれたのが、今から約4000年前のアーユルヴェーダ、約2500年前の中医学、そして、日本にもある食養生や地産地消の知恵です。
長い歴史の中で培われて来たこうした知恵と経験は、20世紀になってからここ100年で作られた現代のものよりも、信憑性が高く信頼出来るのではないでしょうか?
なぜなら、先人たちのいわば身体を張った実験の歴史から、安全である効果がある、と証明されて来たものだからです。
美味しくなければ続かない
どんなに身体に良いと分かっていても、美味しくない食事は長続きしません。
療養食は仕方がないのですが、普段の食事を身体に良いだけに追求したものにしてしまうと、味は二の次になってしまいがち。
昔ながらの素材や調味料を使って作る料理を食べていると、添加物などの偽物で盛られた食事をだんだんとおいしいと思えなくなってきます。
それにつれて、昔ながらの伝統的製法で作られた調味料、添加物、偽物なしで作られた食事を身体が欲するようになります。
偽物よりも本物。
そう言った食事こそ、真に美味しく心と身体によい料理だと考えます。