60代Wさんの場合~東京でのウォーキングレッスン2回目開催~その3<開催報告>
左足の筋力が落ちているのが気になってのご参加
60代の女性のWさん、左足の手術をされたそうで、左足の筋力が落ちてしまい、歩き方が気になっていらっしゃったそうです。一見では分からない程、普通に歩いていらっしゃいましたが、良く見ると左足がちょっと大変そうだな、と思いました。
とっても姿勢の良いWさん
写真でもお分かりいただけるように、背筋もピンとしていらっしゃいますし、とても姿勢が良いWさん。いろんな活動にも積極的に参加され、毎日を楽しんでいらっしゃるそうです。
だからこそ、余計に脚と足が気になる。色々やりたいのに、痛くなってしまったり、疲れてしまったり。
自分の脚で歩けるというのは、生活の質を落とさないためにも、とっても大事なことだと痛感していらっしゃいました。
また、とても姿勢が良いのですが、骨盤と膝と足首にちょっと問題があるかな?と感じました。
そして歩いてみると・・・
レッスンではまず、いつもの歩き方の動画を撮ります。そして最後レッスン後の変化を見て頂くために、また動画を撮ります。
動画を公開することは出来ませんので、動画の切り取り画像です。向かって手前の脚が左足ですが、Wさんは左足の足の持って行き方に特徴が見受けられました。かばっていらっしゃるご様子があり、理想的な脚の運びからはずれてきていらっしゃる。
ですので、まず、そこから改善をしていただくように、ポイントをお話しました。アフターの方の写真を見て頂くと、すっきりした感じの印象があるかと思います。関節に負担がかからないように、足を動かすと、背骨から足首の骨までの線がとてもキレイに動くんですね。ですから、スッキリとキレイに見えるんです。
また、背中が猫背気味のbeforeを見ると、あごが前に出てしまっていますが、歩き方と歩くときの姿勢を変えたら、それも直りました。上品さが増し、素敵なミセスなオーラが一気に増幅しました。私がびっくりしたくらいです!
足裏のアーチを作るエクササイズ
Wさんご自身でも「足の裏が上手く使えていない。」と気づいていらっしゃいました。ですので、足の裏のアーチを作るためのエクササイズとして取り入れている「ひもを使ったエクササイズ」をしてみました。
そうすると、やはり苦手な左足は攣ってしまいました。動かしていないと攣っちゃうんですね。偉そうに言っている私も、しばらくさぼってやると攣りそうになります(苦笑)
なので、ちゃんと動かしてあげると、徐々に自然に動くようになりますし、何と言っても足の裏が地面をホールドするような感覚が養われてきます。
Wさんには、歩き方はもちろんですが、そちらよりもヒモトレで足の裏をもう少し使えるように、エクササイズ頑張ってやって見て下さい、とお伝えしました。
Wさんのご感想です
Q1:本日のレッスンを受講する前にどんな事で悩んでましたか?
足裏・足指の筋力
Q2:何がきっかけで知りましたか?
勝山さんから
Q3:開催を知ってすぐ申し込みましたか?しなかったとしたらなぜですか?
申し込みました。
Q4:何が決め手となって本日のレッスンを受講しましたか?
歩き方が気になっていた
Q5:実際に受講なさってみていかがでしたか?
意識をもって歩こうと思います。
まとめ
歩くことから健康を見直すのは、基本の基本。運動をするにしても、基本が出来ていた方が怪我の確立を低くすることが出来ます。何よりも、いくつになっても自分の脚で動けることは、気持ちの上でも大きな部分を占めます。
Wさんとの会話の中で、Wさんは、地域のお友達と日々とても楽しんでいらっしゃるご様子を感じました。脚がもっと楽に動かせるようになれば、行動範囲も広がります。気持ちも前向きになります。そんな風にWさんの毎日が、これからもっと素晴らしいものに繋がるお手伝いをさせて頂けて、私もとても嬉しく思いました。
年配の方々には、リタイアされてからの第2の人生、楽しんで過ごしていただきたいと、いつも思っています。高度成長期を支え、豊かな日本を築いて下さった大事な方々です。そんな方々が、身体の不調で毎日を楽しめないのはとても残念です。でも、悲しいかな身体は老いていくんですね。それをいかに遅らせて、いかに健康寿命を延ばしていくかがとても重要だと思います。
私のレッスンには、40代50代の方が多いのですが、そんな中、60代のWさんが参加して下さりとても嬉しく思いました。なぜなら、もっと年齢を重ねた方にも良さを伝えたい!という気持ちをずっと持っているからです。
東京の方は、地方の方に比べて歩く機会が多いですね。その歩く機会をエクササイズや運動ととらえ、もっと効率良く取り入れて行って頂きたいな、と思いました。