高齢猫ちゃお17歳の闘病記3 猫の甲状腺亢進症が見つかったら?

猫の甲状腺亢進症が見つかったら?2 甲状腺亢進症以外の病気

前回の記事はこちら 高齢猫ちゃお17歳の闘病記2

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「甲状腺亢進症の可能性が一番高いので、まずはここから治療していくのが良いと思います。ただ、他にも見つかった所見がありましたので、そちらのご説明もしていきますね。」

と、女医さんが用紙に書き込みながら説明をしてくださいました。

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目次

  1. 脂肪カンによるもの
  2. 腫瘍が悪性の可能性

脂肪カンによるもの

先生によると、胃のすぐ下に脂肪の塊があり、それが消化管を圧迫している可能性がある。もしそうだとしたら、そこには肝臓と腎臓の管があるため、そこから分泌されるものが出にくくなっている可能性が考えられる。

けれど、肝臓の状態を示す数値も、腎臓の状態を示す数値も、それほど悪くはないので、こちらが直接の原因とは考えにくいのではないか?

ということでした。

腫瘍が悪性の可能性

もう一つはエコーから。

「ここにぼんやりした影がありますね。これはおそらく腫瘍です。これが原因だとしたら、抗がん剤治療か手術の2種類の治療法があります。けれど、この子の場合は、かなり高齢なためその手術に耐えられるとは思いません。となると、抗がん剤で治療していく治療法になります。ステロイドを接種(か投薬か忘れましたが)していく方法です。

けれど、こちらが直接の原因とした場合は、白血球の数値が上がっているはずなんですが、白血球の数値は上がっていない。となると、こちらも今回の症状の直接的な原因でなさそうです。」

ということでした。このことより、甲状腺亢進症として治療をしていきましょう。と治療方針が決まりました。

これで、治療していくことになったから、なんとか元気になって!と帰宅。ちゃおはぐったりしていて、かわいそうでしたが、自宅に帰り猫バッグを開けてあげると、ノソっと出ていきました。

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ところが、事態は違う方向へと進んで行ったのです。
~次回へ続く~

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