高齢猫ちゃお17歳の闘病記11 猫の甲状腺亢進症が見つかったら?
冬になり、また体調不良に
以前の記事はこちら
高齢猫ちゃお17歳の闘病記1 猫の甲状腺亢進症が見つかったら?
2020年6月にガクっと体調を崩した愛猫のちゃお。
その後何となく改善して元氣になってきたように見え、私たちも安心していました。けれど、旅行はなるべく控え、なるべくどちらかが家にいるようにはしていました。そんな中、2021年になって、急にガクンと悪化しました。
いきなりおしっこが出なくなる
思い起こせば2020年の12月ごろから、トイレ掃除の時におしっこの塊が小さくなっているような気がしていました。「まぁ、冬だから出る量も減ってるのかな?」くらいに軽く思っていました。
その塊が、少しずつ小さくなっていき、お正月明けてしばらくたったころ、何度もトイレに行くというように、急にトイレの回数が増えだしました。
前回が肛門の炎症だっただけに、「またウンチが出にくくなってるのかな?」と、そればかりが気になり「肛門絞りをしてもらわないと」と思ってました。その時は、おしっこもウンチも出ていましたし、ゴハンも少ないとはいえ食べてましたから。
ところが、その翌日辺り、何度トイレに行ってもトイレは汚れていない。トイレに入る→ゴソゴソする→すぐ出る→またトイレに入る。を、ずっと繰り返す状態になり、休みだった夫が「ちゃおが変だよ!」と。
「あ!これは以前の尿管結石の時の症状だ!」と、その時になってやっと気が付きました。
その視点から考えてみてみると、ちゃおのベッドに点々と赤いシミが少しついていて、床にイチゴジュースみたいなのが数滴落ちていたことがありました。その時は、「赤カブ切った時の汁が落ちたのかも?」と思い込んでましたが、今考えてみるとあれは血だったんだ!と。
おしっこが全く出なくなると尿毒症になって死んじゃいますから、これはいかん!!と慌てました。
けれど時間は日曜の夕方。今から行ける病院もなく、昨日の土曜日のうちに何とかしておけば良かった‥・と悔やんでみたものの、時間は元に戻りません。
祝日診療の動物病院さんに救われる
運の悪いことに、その日は10日。翌日は11日で祝日。病院はどこもお休み。日曜日は時間外で見てくれるところはあるのですが、ネットで調べたところ、祝日はそれもないような状況でした。
悲嘆にくれてましたが、神様はいるんですよね!土日祝日に当番で開けていてくれている動物病院の制度があったんです!
それを発見し、11日の朝イチで電話して予約。家から車で10分かからないくらいのところに病院はありました。
先生「すごくおとなしい子だね~」
「男の子はおちんちんが詰まってしまうとダメなので本当に急を要しますが、女の子はもう少し大丈夫ですから良かったです。」
「おしっこが少しでも出ているなら、明日かかりつけ医さんでちゃんと検査してもらった方がいいですね。応急処置をしておきます。」
今までの診療結果と検査結果をお見せして、してくださった処置は、ふとーい注射。栄養剤と薬入りのものでした。
「液体が入っているのでコブみたいになってますが、そのうち吸収されていきますから安心してください。」
処置が終わり、先生と看護士さんにお礼を言い、帰宅しました。
気になる診察料ですが、祝日料金などの加算がなく、良心的だなぁ、と思いました。ちなみに、ペットの保険は入ってません。そしてすでに高齢の今は入ることが難しいみたいです。これから費用が掛かることを考えると、入っておいた方が良かったのかなぁ?とちょっと思いました。
おしっこの量が増えた!
その日の夜には、おしっこの量も増え、水も飲んでくれて、いつものように自分のベッドで寝る体勢に入ってました。
それを見て私たちも「良かったね」と、安心しました。
1月入ってから食が急に細くなり、食べても少し。そして、昨日食べてくれたゴハンも今日は食べてくれない。そんな状況が続いていたので、私も何をやったらいいのか?どうしたらいいのか?ちょっと途方に暮れていました。
明日、かかりつけの病院を予約して、その時に先生にそのあたりも相談しようと思いました。
続きはこちら
高齢猫ちゃお17歳の闘病記12